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| 2010年09月01日(水) 武内崇推薦というオビが書かれた「冬のアゲハ」。クーデレ美少女吸血鬼と刑事が織りなす、ひたすらイチャイチャしまくる甘々ま内容。濡れ場多し。「バキSAGA」より多いです。 「安楽椅子に座る少女は、探偵そして吸血鬼」、「ミステリアス・ロマンス」とかオビに書かれていますが大げさすぎます。そういう類のものではなく、ただひたすらエロい。普段は強気だけど悦に入ると妖艶な表情。そして時たま見た目相応の赤面する表情の破壊力に陥落です。 ![]() ヒロイン、ドラちゃん ちなみに「ドラ」と聞くと「俺たちに翼はない」の成田隼人を真っ先に思い浮かべてしまいます。もちろん、鳳鳴のその後のストーリーからプレイしています。胸が高鳴るー。 で、「冬のアゲハ」。ヒロインが、"おさない、ちっちゃい、ぺったんこ"という三冠王であり、それがひたすら濃厚なセックスしているとういう。もはや事件の真相とか謎など刺身のつまのようなものです。ようするに、つかえるという事です。 さて、今週の週刊少年マガジン40号にあの「ラブひな」が帰還しました。「ラブひな」と言えば、私の中で「電影少女」「まじかる☆タルるートくん」と並ぶ、人生をダメにした三大漫画の一つです。赤松健先生も2000年以降のマガジンオタクのA級戦犯と自分でおっしゃっている通り、マガジンには「ラブひな」以前と「ラブひな」以降があります。 まあ、しかし「ラブひな」は非常にベッタベッタな展開のオンパレードで、我々の脊髄に響きまくった作品である事は間違いありません。そんな「ラブひな」がオールカラーで復活となったら、ノスタルジーに浸るしかありません。
20世紀最高のラブコメを謳い出してしまいました。もちろん、あながち間違いだとは言いませんが。果たしてどんな話なのでしょうか。ワクワクして読み始めると…。 1999年8月某日 ![]() ラブひな 開始1ページ目にして早速お風呂シーンです。これこそが「ラブひな」なのです。それは人が空気を吸うように当たり前の事。「ラブひな」は人が空気を吸うように、植物が光合成をするように、お風呂が出ればヒロインの入浴シーンなのです。 景太郎が温泉に行けばヒロインが入浴しているというのは、もはや自然の摂理なのです。信頼と実績の「ラブひな」のお風呂シーンと私は呼んでいました。その毎回炸裂する、それ何てエロゲという展開には、「BOYS BE…」で鍛えられたマガジン読者が愕然としたものです。 ![]() 信頼と実績のお風呂シーン まあ、ようするに「ラブひな」のお風呂シーンは最初から最後まで安定していたのです。「ネギま!」は光線とか出したり変身したりしないでお風呂に入れと。信頼と実績のお風呂シーン。ぶっちゃけワンパターンの極みなのです。しかし、だからこその信頼と実績でもあるわけで。もはや、無我の極地を越えた入浴裸体の極みです。 というか「ラブひな」は毎回同じ事の繰り返しなのですが、赤松健先生は後に「ラブひな」を以下のように総括していました。
ワンパターン最高なのです。というわけで、のっけから「ラブひな」らしさ全開で安心して読めるというものです。 「Aはチュー」とか「Bは触りっこ」とかしょうもなくもニヤニヤする台詞としのぶちゃんと素子の赤面する顔で、今日もご飯が美味いというもの。そして中学生のしのぶちゃんには刺激が強くて独り発情する姿に胸が熱くなるのです。 ![]() 発情するしのぶちゃん 「どうしよう、どうしよう。お母さん、私大人の秘密を知ってしまいました。そういえば先輩達はいつもAとかBとかの話しをしてたような気がします〜」 もちろん模試のA判定とかB判定の事ですが、何か勘違いしてしまったしのぶちゃん。開始3ページでオチまで読めてしまう安定感!やっぱり、しのぶちゃんが一番やでー。 ところで、これって1999年8月の出来事なんですよね。まだしのぶちゃんがクマさんパンツを履いてた頃。1999年といえば、景太郎となるが東大に落ちて、2人揃って浪人生をやっていた頃です。なんだかおかしくないか。ぶっちゃけ、しのぶちゃんがおかしい。 しかし、なるは相変わらず可愛いな。 ![]() 引っ掛かります 「景太郎もさっさと模試でA判定とりなさいよね。そ、そしたら私だってAくらいなら…モニョモニョ」 なるは景太郎とチューをする気概が溢れています。景太郎とチューするのもやぶさかではない。というか、景太郎の事好きだろみたいな。しかしである。1999年8月というのは「ラブひな」でも最大のターニングポイント。バルマムッサの住人皆殺しという命令に従うか反逆するかぐらいのターニングポイントです。 なるは1999年の夏に瀬田さんと再会。 数年ぶりに再会して「やっぱりかっこいい」と全力で顔をニヤニヤさせて、瀬田さんの前ではギクシャクと緊張してしまう恋する乙女モード全開でした。このあからさまな態度には景太郎も涙を流しながら応援すると言うほどです。まあ憧れというものが強かったのかも知れませんが。 その一方で景太郎にも強く惹かれているみたいな。きつねに「あんた、さては自分の気持ちわかってへんな?」と言われていました。で、ターニングポイントとは、38話の「ハプニングCHU」。景太郎、なる、サラ、たまが無人島に上陸した時。サラの蹴りで、景太郎となるが初キスをしてしまったエピソード。 ![]() 初キス 今までもそれとない態度とか雰囲気がありましたが。これ以降はなるの態度は一変して明らかに好き好き光線が発せられていました。これが1999年の8月の物語。 で、39話「キスMeセンパイ」ではしのぶちゃんのターンで、絵日記をつけていました。この時のナレーションが「8月29日もうすぐ夏休みも終わりです」というもの。 夏休みが終わりの近い8月29日に、しのぶちゃんはキスに興味を持って景太郎となるに「キッキキ、キスってしたことありますか?」と直球をぶつけるけるのでした。 ![]() キスについて尋ねるしのぶちゃん 「あ、あの…センパイ達はどちらか、その…キッキキ、キスってしたことありますか?」 と、もじもじいながらキスの経験の有無を尋ねるしのぶちゃん。1999年8月はしのぶちゃんがキスに興味を持つのでした。はい、もう今日のオチ読めたで〜とか思ってる諸君。ノンノン、甘いです。高尚なオチというものを見せて上げましょう。 1999年の夏の話を表にすると以下のようになります。
1999年の夏は、こんな感じ。で、今回の復活した「ラブひな」は1999年8月某日のエピソード。なるの景太郎好き好きな態度から38話以降である事が明白。つまり、上記の年表に今回の読み切りをぶち込むとすると、38話と39話の間に入るエピソードと思われます。
あれ。しのぶちゃんは1999年8月に2回もキスに興味を持って景太郎に尋ねていますね…。 ![]() キスについて聞くしのぶちゃん どうやら、1999年8月というのはしのぶちゃんが2度もキスに興味を持って尋ねるという事を歴史が証明してしまいました。しかも赤面して初々しくキスの有無を聞いていますよ。たかが1〜2週間の間に2度もキスに興味を持つなんて。つまり、しのぶちゃんはエッチな中学生なんだ!(オチと思いきや) ここまでが君達の思考回路。オチが途中で分かったって。ノンノン、ここからは高尚な思考能力を持ってすれば、今回の読み切りがどれだけ奥深いエピソードであるかを読み解く真面目な話。39話「キスMeセンパイ」をもう一度読み返してみましょう。しのぶちゃんが女の子とのキスの有無を聞いてきた時、景太郎となるとのやり取りで、以下のようなシーンがあります。女の子とのキス経験の話で…。 ![]() しのぶちゃんにキスについて聞かれた時のやり取り 景太郎「でも、俺2回した…」 なる「どっちも単なる事故よっ!!」 景太郎の2度のキスというものは、ファーストキスは乙姫むつみさんで、セカンドキスがなる。むつみさん曰く「わたし好きになると誰にでもすぐキスしてしまうクセがあって」とのこと。まさに事故ですね。このむつみさんのキス攻撃1999年3月16日の出来事ですよ。なるのファーストキスもむつみさんが奪っていきました。 で、今回の復活読み切りのキモとなるのは、景太郎となるが2度目のキスをかましてしまう事ですよ! ![]() 景太郎となるが2度目のキスをかます !?(←マガジン風に) 39話の「でも、俺2回した…」という景太郎の女の子とのキスの経験の有無の台詞。今回の読み切りを考慮すると矛盾します。先に述べた年表通りなら、キスの経験を「でも、俺3回したし」と言わなければおかしいですよね?今回のキスをカウントすると以下の年表が完成されてしまうのです。
謎は全て解けた。今回の復活した「ラブひな」は8月30日〜31日でないと原作の台詞と矛盾してしまうのです。つまり、今回のエピソードは1999年8月30日〜31日のエピソードだったんだよ! 29日にキスに興味を持って赤面しながらキスについて質問したしのぶちゃん。その僅か1〜2日後にキスについて再び質問したのです。ようするに、しのぶちゃんはとってもエッチな中学生なんだ!(高尚なオチ) |
| 2010年08月31日(火) うわあぁぁぁぁぁ! 今月号のアワーズで「惑星のさみだれ」が最終回を迎えてしまいました。詳しくは単行本が出た時に語るとして、本当に本当に感動した。泣いた。まじ名作。もう最終回を10回以上読みましたが、読むたびに涙腺が崩壊する。 今月号のアワーズは「ドリフターズ」の1巻の続きから読める小冊子に、「惑星のさみだれ」最終回と半端じゃないです。そして何と言っても、「惑星のさみだれ完結記念!」という事で応募者全員に特別小冊子。詳しくはナタリーの記事にも書いてありますが、豪華作家陣による寄稿と、水上悟先生の描き下ろしのオリジャナルエピソード16ページも収録とか。これはアワーズ買って応募するしかありません。10月号と9月号でも応募可能ですので、単行本派の方もアワーズを買うべきではないかな、と。 【Amazon】YOUNGKING OURS 2010年 10月号 【Amazon】YOUNGKING OURS 2010年 09月号 また、二宮ひかる先生の作品集「アイであそぶ」が発売されました。「挑発(しかけ)>反応(こたえ)>結合(みちる)」「アイは『する』のも『される』のも楽しい」と、ちょっと挑発的なオビの煽り文。 全11作品収録の短編集。出会い系サイトで出会う女教師と男子高校生の話や娼婦を夢見る女子高生の話など非常に二宮先生らしい作品集。特に「…ごっこ」が俺の琴線を鷲掴みにしやがります。兄妹ごっこプレイとか! ![]() 兄妹ごっこプレイ 兄妹ごっこプレイで情事をし、その時のルールが寝たふりをしなくてはならないというのですから非常にいやらしさ全開で体の一部が熱くなるというものです。全体的に男女視点で描かれる内面がいやらしくてマーベラスというもの。 さて、まず最初に言っておきたい事は、日坂水柯先生の描くメガネっ娘は可愛いという事です。それも凄く可愛い。恥ずかし事に漫画版「数学ガール(AA) ![]() 「数学ガール」ミルカさん 黒髪ロング、眼鏡っ娘のミルカさん。これがストライクコースど真中の剛速球にズバッと決まったのは、「数学ガール」のミルカさんのメタルフレームの眼鏡っ娘で黒髪のロングヘアーで凛とした雰囲気の美少女という設定が、日坂先生の眼鏡っ娘に対する拘りと奇跡のように合致したからです。奇跡って起こらないから奇跡って言うんですよと言ってた娘が一番奇跡起きたような奇跡です。剛速球はジャイロボールだったのです。 まさに本物の眼鏡っ娘というに相応しい一品でした。というか、最近はなんちゃって眼鏡っ娘が多すぎます。エロゲやギャルゲをプレイすれば、普段は眼鏡なんてかけてないのに、たまにヒロインに取りあえず眼鏡掛けさせてみましたみたいな。普段はコンタクトで、たまに眼鏡という設定ですか。かーこりゃ渇だな、渇! というわけで本物の眼鏡っ娘に真髄を知るには日坂先生の眼鏡っ娘なのです。そして待ちに待った、「すきなひと」の1巻が発売されました。 そもそも表題作の「すきなひと」は3話で、姉視点、姉の友人の男視点と、眼鏡っ娘視点で構成されていおり、別に眼鏡っ娘が主人公というわけではありません。それでも、オビには「眼鏡+女の子=最強」という方程式を証明する日坂水柯の最新作と銘打っているのです。まったく、分かっているじゃねーかという。まあ、姉も男も眼鏡なんですけどね。まさに眼鏡攻め! そして日坂先生の描く最強の眼鏡っ娘は以下のようなもの。
「数学ガール」のミルカさんが基本的には理想像という感じでしょうか。で、「すきなひと」の亜純はどうかといえば…。 ![]() 「すきなひと」の亜純 完璧じゃないか…。 「すきなひと」の亜純は、日坂先生の描く眼鏡っ娘の中でも最上位に位置する存在といえます。十二宮を守護する12人の最上級聖闘士と言われる黄金聖闘士ぐらい最上です。まあ、2〜3人変なの紛れてますけど。 で、この亜純の何が素晴らしいかと言えば眼鏡っ娘っぷりにつきるのは言うまでもありません。 眼鏡っ娘の特徴といえば、勉強が出来る、読書好き、おとなしい、ドジっ娘というのがパターン化してます。だからこそダメ。女の子わんさか出したら1人は眼鏡っ娘がいます。サブキャラというのが眼鏡っ娘の運命なのですが、おざなりに適当に眼鏡っ娘出しときましたみたいな。そしてパターン化している通りの量産型眼鏡っ娘の出来上がりですよ。そこに愛はあるのかい?(ひとつ屋根の下) 量産型の眼鏡っ娘にもそれはそれで需要がありますが、量産型眼鏡っ娘には個性がないのです。量産型眼鏡っ娘を見て自分には眼鏡っ娘属性はないと決めてかかるな、と。「…ユニーク」と呟く眼鏡っ娘とか、実は宇宙人とかそういう個性ある眼鏡っ娘が切望されているのです。…あれ、長門最強じゃん。 で、「すきなひと」の亜純は一見すると量産型のおとなしい眼鏡っ娘と勘違いしてしまいますが、甘い。その短絡的な発想は上等な料理にハチミツをぶちまけるがごとき思想です。亜純は普段から無表情系でリアクション薄く大人っぽいクールビューティーに見え、実は甘えん坊というのは見逃せません。 ![]() 甘えん坊 寝ている時に姉の布団に潜り込んでおっぱいをちゅーちゅーしてしまうでござるの巻き。なんというかはじまったな!おそらく、「タルるートくん」でTSの次に興奮するのは、おっぱいを吸うのシーンに心のチンコが急上昇したと主張したゴルゴ31さんも大喜びですよ。 さらに、おとなしい性格というか無表情系の亜純ですが、その無表情っぷりはただごとではありません。姉の情事を目撃しても一切の反応がありません。…ユニーク。 ![]() 妹は見た それでも何か思うところがあったようで友達に相談する姿など胸熱というものです。一見すると、無気力というかあまり能動的ではないんですけど、芯がしっかりして動いているのも魅力の一つではないかな、と。 とにかく日坂先生の描く黒髪ロング眼鏡っ娘はピカ一であり、量産型眼鏡っ娘と違って何かを持っています。 表題作「すきなひと」以外でも眼鏡っ娘がてんこ盛りですので、眼鏡っ娘好きにも、そうでない方にもお勧めしたい至高の眼鏡っ娘漫画です。というか、眼鏡っ娘ばかり強調しましたが、ラブコメとしても逸材。おめがねにかなうと思います。 |
