「さよなら絶望先生」のオチが凄すぎる件 / 「はじめてのあく」乙型ちゃん&シズカちゃんぷりちー! / 「弱虫ペダル」ふたりはライバル / 「君に届け」ふたりはライバル…だった / 「鋼の錬金術師」最終回、グリードとリン・ヤオが胸熱すぎる


2010年06月09日(水)

ねむようこ先生の「ペンとチョコレート」の2巻が発売されました。2巻で完結です。


売れない少女漫画家と担当編集者と二人三脚で恋と仕事の模様を描いたわけで、これがなかなかニヤニヤできて楽しみだったのですが、2巻で完結。「午前3時〜」シリーズでもそうなんですが。ねむようこ先生の描く女性は、仕事も恋も全力で、なかなか上手くいかずに悩む様子とか仕草が胸熱なのです。


胸熱なのです

呼びとめて…追っかけて…モッカイバイバイとかして…」とか思ってしまうトワコがマジ可愛いという。ラストは漫画家としての拘りとかも面白いのですが、もっと恋して悩んでニヤニヤ展開になる様子も見たかったです。ところで、flowersの読み切りシリーズは単行本化されるんだとろうか…。

あと話変わって、アマゾンでDVD付き「もやしもん」9巻の限定版の予約が開始されたようです。
【Amazon】DVD付もやしもん9巻限定版

さて、「さよなら絶望先生」226話は「花ムコ村と貴族たち」。ジューン・ブライドネタから貴族ネタになって、最高に面白いのです。6月に結婚する花嫁はジューン・ブライドと呼ばれ、幸せになれると言われていますが、その逆は?という。そもそも花嫁の幸福とは…。


花嫁の幸福

マイホームとか、どう見ても「ドラえもん」のスネ夫の家です。本当にありがとうございました。というか、ママ友と豪華のランチもジャイアンの母ちゃんに、のび太のママ…というかこのご婦人、スネ夫のママじゃないですか。

あと、大草さんの良きお母さんっぷりに胸が熱くなりますね。というか、大草さんの旦那が気になって仕方がないです。また、大草さんに資金提供していた独身貴族が素晴らしい。

結婚すれば、独身貴族のようにお金を自由に使えないのです。世の結婚しているリーマンのお小遣いの平均は4万〜5万円ぐらいなのです。これでは、毎週ジャンプを買うのも大変ですね。で、ハルヒのDVDを買えない者に言い放った独身貴族の台詞は名言すぎます。


独身貴族

ハルヒが買えないなら、けいおんを買えばいいじゃない

これを聞いた男が「ぬ゛かっ」と怒って大反感。革命でも起こしそうな勢いです。

んで、糸色先生も独身貴族という話で、藤吉晴美が貴族だったら白いタイツをはかないと、と。


藤吉晴美

「先生、独身貴族でらしたの?貴族だったら、白いタイツをはかないと

この娘は、なんでこんなに満点の笑顔で白タイツを進めるのでしょうか。藤吉さん過去最高の笑顔ですよ。嬉々として頬をやや赤くして白いタイツをはかせようとします。

貴族だったら、白いタイツというのは「かってに改蔵」でもあったネタです。改蔵いわく「貴族にとって一番大切なものはなんだと思いますか?白いタイツです」だとか。改蔵は白いタイツがはけなくて、貴族をドロップアウトしたのです。何故、はけなかったのかといえば…。


はけなかった理由

「ボクは尿漏れを気にするあまり、白いタイツがはけなかったのです!」

ズガビーン!なんと、改蔵は尿漏れを気にするあまり白いタイツがはけなかったのです。これに対して、糸色先生は「足が生々しくなるじゃないですか!」と拒否していました。逆に考えれば、糸色先生は尿漏れなんてへっちゃらということです(違います)

そして、タイツを回避する為の方法として独身貴族を止めれば良いと考えますが、結婚したら六月の花婿になって、どちらに進んでも地獄!

キモはオチですね。前回は中身が入れ替わるというネタで、多重人格の木村カエレが「絶対今回の話、私を出すべきだったろ」とカエレ、カエロ、カエルナ、カエレバ達が語ったのです。


前回のオチ

これはこれで、中身が入れ替わるネタで多重人格のカエレが、今回の話は自分を出すべきだろうと主張するのも分かります。凄まじいのは、前回のこのオチが今回のオチに連鎖して繋がっている事に加えて、例のヤツを木村カエレがネタにしたという壮絶なオチとなったのです。

例のヤツとは、木村カエラさんがデキ婚をしたこと。


今回のオチ

今回のタイミングこそ、本編(ナカ)で出すべきだろ。出すべきだろ

「本編」を「ナカ」とルビ振って、どうみても確信犯です。本当にありがとうございました。ナカで出すとか酷いオチなのですが、壮大な伏線で成り立った奇跡のオチですよ。完璧に前回のオチが効いてて、木村カエラさんを木村カエレが「ナカで出す」とか。胸が熱くなるな

ところで、絶望少女たちの花嫁衣装は可愛いですね。加賀愛はいないのか!私は加賀愛の花嫁衣装が見たいのです。


加賀愛

いました。よし、これで1週間戦える…って次回休載ですか。

2010年06月09日(水)

今週の週刊少年サンデーの巻末コメントは、「よく鼻歌などで口ずさむ歌があれば教えてください」というものでした。椎名高志先生は以下のようにコメントされていました。

「絶望レストラン」。泣きながら。いろんな意味で。

胸が熱くなりますね。

あと、「メジャー」がちょっと大変な事になってしまいました。幼稚園児だった吾郎が、小学生、中学生、高校生、3Aでメジャーを目指し、日本代表、ワールドシリーズと、サンデー最長連載記録を更新し続けて、ついに…。


大変な事

娘が生まれていました
いやはや、幼稚園に通っていた吾郎に娘が出来るとか、胸が熱くなりすぎて困ります。現役を引退してしまった「あぶさん」は、親子対決をやりましたが、「メジャー」では祖父VS孫の対決をして貰いたいものです。続くなら徹底的にやって欲しいものです。

さて、「はじめてのあく」がどう考えても面白すぎます。ニヤニヤします。胸が熱くなるってものですよ!今回はジローたちがプール開きで浮かれるところへ、我らの乙型が登場するのです。

どうやら乙型は水が苦手でプールに入れないらしいのですが、ビニール袋を被せて対策。これでアッガイのように水陸問題なしです。そこへ、唐突にシズカが登場するのです。


シズカ

水着を校旗で作ったのは胸が熱くなります。正義の味方なのに、普通に犯罪だと思いますが、可愛いは正義ですので。

で、シズカが登場すると、乙型は張り合ってジローを奪い合うので破壊力が格段に跳ね上がるのです。もちろん乙型単体でも十分に戦える戦力なのは言うまでもありません。

メイドロボも心がある。恋をすると描かれた37話「モーターエモーション」も実に素晴らしい胸熱なエピソードでした。ジローを見るとモーターが高鳴ってオーバーヒートし、悪かったところは取り換えたと言われ、涙した乙型にサンデー読者の約8割は一緒に泣いたことでしょう。


乙型

ジローを見るとモーターが高鳴り、調子が悪いと思っていたけど、このモーターの高鳴りは大切で、調子は悪いままだけど満面の
笑顔で全然ダメですと答える乙型はマーベラスすぎます。「このモーターの高鳴り大切にさせてもらいます」は名言すぎでした。

そんな乙型は、キョーコには一歩引いてる感じで慎ましく遠くからジローを眺めて幸せになる、古き良き大和撫子なようなタイプでした。一歩引いたお淑やかな感じも、それはそれで素晴らしいのですが、シズカが出て来たあら不思議。「邪悪です!」とジロー好き好きオーラのシズカに反応して、お淑やかが一転して積極的な娘になるのです。


控えめから一転、積極的に

クリスマスパーティーにジローを誘うシズカに対抗してしまう乙型はニヤニヤさせてくれます。基本は控えめな性格なのに、シズカが出てくると一気に本領を発揮してしまうのです。乙型もシズカも可愛くて生きるのが辛い

そんなわけで、今回の乙型はシズカが登場して本領を発揮してしまでござるの巻きなのです。嫉妬する乙型の可愛さが異常なのです。胸が高鳴るのです。


乙型

ジローといちゃつくシズカを見て絶望する仕草の戦闘能力は以上。乙型ちゃんぷりちー!

そして我慢できなくて水中で「離れてください―!」と突撃して、ヒューズが飛んで気絶してしまいました。目覚めれば、ジローの背中とニヤニヤ展開ですが、キモはメイド服なことです。

水着で気を失って、気付けばメイド服。一体誰が着替えさせたのか。でも、ジローとキョーコはどう見ても両想いで御馳走様で、乙型もシズカも完璧なアテ馬以外の何者でもないのです。胸が熱くなりますね。

そもそも、この二人って、キョーコとジローがいちゃらぶしても嫉妬しないのですよ。普通は嫉妬キャラであるアテ馬は、男かヒロインに嫉妬するものですが、それがない。アテ馬同士で嫉妬し合っているという。だからこそ、微笑ましい。胸熱にも程がある!


2010年06月10日(木)

一気に蒸し暑くなってきましたね。で、「君に届け」のアニメDVD付き限定版の11巻がアマゾンで予約開始されたようです。
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さて、「弱虫ペダル」の12巻が発売されました。


とにかく熱い。熱すぎます。落車という大ピンチに陥った坂道。追いつくと信じて疑わない巻島先輩という感じで燃える展開。追いつく為の100人抜きをしていき、100人目は御堂筋。今泉の宿敵でもあり、見た目も怖いというか気持ち悪いヤツ。「ボクを抜く?」と聞かれて「抜きます!」と即答する坂道は本当にかっこいいです。続く「皆のために」という心情がナイスです。

初期のヘタレの坂道も随分と成長しました。御堂筋の異様なプレッシャー、体格も大きく、「抜けるかな…」と迷いますが、すぐに「抜くんだ!」と切り替える展開は燃えるってものです。


抜くんだ!

自分の役割をする為に必死で追いつく坂道。いやぁ成長しましたね。以前、「楽しい…皆と走るとやっぱり楽しいよ!」と言っていた坂道を思い出します。しかし、キモは巻島先輩なのは言うまでもありません。巻島先輩は本当にナイスガイですよ。坂道が追いつく事を信じて疑わず、静かに後ろを確認し「待ってたぜ。キッカリ3分だ」笑うのでした。

何よりも、巻島先輩の心情がパネェ!

小野田よ、知ってるか
オレが―個人練習で裏門坂、一緒に登った時
密かに心躍らせたこと

そして過去の回想で今年の1年生にクライマーがいない事に憤りというか絶望感を持ち「フッ」と物思いに耽るのでした。1年生レースで坂道の走りを見て「なんだ、あの初心者…あいつ…あいつ…」と、今になって明かされる巻島先輩の想い。巻島先輩は、思い返せばちょっと謎めいていました。

1年生レースを振り返ってみましょう。1年生の試合を見ていた巻島先輩は坂道たちに眼中なし。鳴子や今泉に追いついても「フン、どうせすぐにスタミナ切れるさ」と坂道に否定的でした。


坂道を否定する巻島

金城や田所たちが、初心者なのに追いつく小野田を凄いと絶賛したり驚く中、一人だけ坂道を冷静に否定するのでした。初心者の坂道を応援するポジションの先輩達の中でただ一人否定した男

だがしかし、坂道の山岳での異様な走りを目の当たりにして、ただひたすら驚愕。興味なさげだった男がビックリしまくっているのです。山岳ステージのラストでは、ついに叫び出しました


叫ぶ巻島

いけっショオオ小野田ぁあ!!

興味無さそうで、坂道に一人否定的だった巻島先輩が、山岳ステージで今泉とデットヒートを繰り広げれば、身を乗り出して叫び出し、坂道を一番応援していたのです。さらに裏門坂で坂道と一緒に走れば「荒削りだが、まぁ…センスある」とニヤリと笑ってみせたのです。意味深で不気味だった巻島先輩の言動は何だったのか…。

全ての答えが96話「想い、届く」で明かされました。


1年の面子にクライマーがいない

「まかせとけヨ。インターハイの登りはオレが引っ張ってやるからヨ!クハハ」

1年生にクライマーがいなかった事にため息をつきながら開き直っていました。そして以下のように想いを吐露。

1年生レースで単なる初心者だと思ったおまえの走りを見てオレは期待しちまった―
そして一緒に走った時―
そいつが確信にかわったんだ

そして金城に「あの初心者!鍛えれば登るぞセンスある!あいつ、クライマーだ!」と満面の笑顔で語るのです。で、レースで金城が巻島の伝言を坂道に伝えるのが胸熱なのです。

「"ありがとう"お前がクライマーであり、かつ落車というトラブルを乗り越え、ここまで来たことに対する感謝の言葉だ」

1年にクライマーがいなくてため息をつき、1年生レースを見て坂道がクライマーだと期待し確信に変わり、インターハーイで巻島の変わりに登りでチームを引いてくれた坂道に対するありがとうは感動ものですよ。全ては約束を果たす為に…


約束

全てがライバルとの約束を果たす為のもの。昔、あだち充先生の「H2」で共栄の広田をライバルではなくただの敵だと言い放ったのは至高の名言です。「好敵手」でライバルとも読めば「親友」と書いてライバルとも読ませるのです。敵ではありません。お互いが認め合うのがライバルなのです。

巻島祐介と東堂迅八こそ最高のライバル関係でお互いが認め合い、切磋琢磨した間柄。お前がいる。だからこそ、今の俺がある!


ライバル対決

東堂迅八と巻島祐介の2人の男の闘い。残り800mこれが「オレたちの最終勝負(ラストクライム)だ」と思ったのは巻島か東堂か、両方ですよ。二人は自転車で最後の一滴まで争いながら、確かに会話している

そういえば、巻島は人に優しい言葉をかけるとかはずむ会話ができないと言い、田所にも注意されたと言っていました。


喋るの苦手っショ

やっぱオレは、自転車でしか会話できねェ

以前に自転車越しでしか会話が出来ないと言い放った巻島先輩。小野田と裏門坂では、背中で語るような意味合いかとも思いましたが、インターハイ1日目の山岳、巻島は東堂と自転車越しで文字通り会話をしているのです。

巻島「クハ…おかしいな尽八ィ。もうとっくにオレは限界だよ。お前に追いつくのに、ちいっとムリしたからな。けど、息も上がって足もガチガチんなってんのに、体の奥が熱くなって止まんねェショ!」

東堂「不思議だな巻きちゃん。わかる気がするよ、今のお前も同じだろ。体がバラバラになりそうなくらいの限界走行なのに」

巻島「―ああ」

「数ミリでいいから、こいつより先走れって、心臓がポンプすんだ」

こいつら、息も上がってとも喋れる状態じゃないのに、自転車で会話してやがる。凄い闘いです。この2人のライバル関係は胸が熱くなります。「楽しかったよ3年間」ってお前ら出会ったの2年の時だろとか突っ込むのもヤボってものです。滅茶苦茶興奮して頭の中がグシャグシャになりました。13巻も楽しみですね。


2010年06月11日(金)

最近はずーっと燃え展開が続いて、熱くなりまくっていた「ちはやふる」の9巻が発売されました。


9巻では、熱い試合の連続がひと段落し、新章突入といったところでしょうか。新1年生2人の新入部員が、かるた部に入部。これが一筋縄でいかない曲者。それでも、新たな面子も入り、これから高校選手権という流れはワクワクさせてくれそうです。

さて、「君に届け」の11巻が発売されました。やばい、はじまりすぎです。面白いというかニヤニヤしまくるというか感動するというか、ようするにマーベラスなのです。


見所満載で、風早視点で爽子を好きになる様子を詳細に描いたり、爽子と風早の初々しいデートにニヤニヤが止まらなくなりました。今さらクリスマスプレゼントやチョコレート渡すとか胸キュンしまくりです。

また、脇も素晴らしいですね。千鶴と竜には背中がモゾモゾしました。さらに、あやねとピンがはじまりすぎだろ!


ピン&あやね

頭をぽんぽんと叩いて「やさしいねぇ」と声かけて去ったピンを見つめたり、足を交差させる仕草が胸熱すぎる。陥落ちたのか…。はじまるというのか!すみません、ニヤニヤが止まりません。確かに、何度かそれらしい描写はありましたけど。

で、キモは梅…じゃなくて、くるみちゃんなのです。43話が泣きそうになりますよ。誰かの想いが届けば。他の人が悔しがるという様子を描いた名エピソードなのですが、風早が好きなカゲキ派に「…くるみちゃんのライバルは…私なので」とカゲキ派とくるみの間に割って入った爽子。そう、ライバルですよ。昨日も語りましたが、ライバルというのはお互いが認め合った上で成立するもの。

初期はいい娘として爽子に近づくも、本当は性悪女だったくるみ。本性がバレて泣きながら爽子に本音をぶちまけたのは印象的。爽子も風早が恋愛感情として好きだと気付き、くるみに報告。初めて「風早が好き」と、口に出した相手がくるみなのは背中がムズ痒くなったものです。


本音をぶち撒けろ !

「私、風早くんがすき。ちゃんと恋愛感情で風早くんが大好き。さっきは…本当はそれを言いに来たの。くるみちゃんに言いたかったの。………(ため息ついて)初めて口に出した…

風早を恋愛感情として好きだと気付いて、真っ先にくるみに報告した爽子。「友達に言うのって…こんなにドキドキするんだね…」と呟けば、くるみは友達じゃないと断言するのです。16話では爽子は友達というものを以下のように心情で吐露をしていました。

「友達が出来た。私にはちづちゃんとあやねちゃんがいるから。思ってる気持ちを言える。」

思ってる気持ちを言える、本音をぶつけ合える、というものが友達。風早が恋愛感情で大好きと告げた爽子に、泣きながら本音を言いだしました。2人が泣きながら、自分の本音をぶち捲けました。


両者が本音をぶち捲け

風早が好きだと言えば、自分の方がもっと好きだと言いだし、二人とも泣きながら本音を語ったのです。思ってる気持ちを伝え、本音をぶつけ合ったのに、爽子とくるみは友達ではない

初期の猫かぶっていた頃は、爽子に「友達になったんだよね!」と手を握り合って言っていました。


友達

しかし、本性がバレて爽子に「友達なんて一度も思ったことない」と断言。爽子が「友達…」と言う度に、真っ向から否定するくるみ。風早に告白して振られた後、「友達にはなれないんだよね?」と聞く爽子に、くるみは言い放ったのです。

友達?…ライバルでしょ?

そう、2人はライバルだったのです。友達ではなくライバル。そして、風早と爽子がめでたく付き合う事になり、くるみの敗北で勝負は決しました。最初から勝算がないと分かっているのも切ないです。そして、爽子の報告を聞いて…。

「爽子ちゃんがいなかったら―…あたしは、風早に気持ちなんて伝えられなかった。…ふられたけどね…。」


ライバル

爽子ちゃんが、ライバルで良かった

胸が熱くなるな。「これでようやく終わるんだなと思ったら、ちょっとホッとしただけ」と言いながら泣く、くるみの愛しさと切なさと心強さがパねぇ。ここで、刮目すべきは「終わる」と言ったこと。告白して振られ、爽子と風早が付き合う事になり、完璧にくるみのい恋も終わりました。つまり、ライバルも終わり。「ライバルで良かった」と過去形で語るように、ライバル関係も終わりですよ。

では何になるのか。ここで思い出すのは、爽子と千鶴とあやねの関係ですよ。初期の3人のやり取りは涙なしでは語れませんよ。


知ってる?

…しってる?友達ってね、気付いたらもうなってんの!

ライバルで良かったよ過去形で言ったくるみ。爽子との関係は、もう友達しかないだろう常識的に考えて。


2010年06月13日(日)

先日2巻が出たばかりだと思ったら、もう3巻が発売した「青空にとおく酒浸り」。


パンツ脱がされキャラとして定着したシノさんが、やはり大活躍でニヤニヤとしてしまいます。マルセイユVSノーパナイザーの対決がキモ。勝負の方法がパンツ脱がせなのがアホらしくて素晴らしいのです。


巻き込まれてパンツを脱がされるしのさん

ノーパナイザーが動くと同時に、はいてる当人も気付かない速さでしのさんのパンツを抜き取り、すかさず自分のパンツに重ねはき。ノーパナイザーには上からはいた、しのさんのパンツだけを盗ませるでござるの巻き。

素晴らしいな。他にも火星人刑事が炸裂するなど見所満載。これで、3巻まで一気に単行本化しました。4巻が出るのは何年後なのか

さて、ガンガン7月号が発売されました。なんといっても、「鋼の錬金術師」がついに最終回を迎えてしまいました。


まあ、詳しくは単行本が出た時に語るとして、とりあえず滅茶苦茶良かったです。読後の爽快感が良くて、思わず何度も読み返してしまいました。という事で、単行本派にはネタバレになります。あと、ホムンクルスについて面白いメールを頂いたのでコピペしておきました。

個人的に、グリードの最後が良かったのであります。強欲の権化、己の欲望のみに生きたホムンクス。自分の欲望を満たす為に、100年前にお父様の下を離れて、軍の実験でキメラとなった人を部下として、デビルズネストを根城にしていました。


グリード

「金も欲しい!女も欲しい!地位も!名誉も!この世の全てが欲しい!

この世の全てが欲しく、「ありえないことなんてありえない」というのが口癖。特筆すべきは、強欲故に部下を自分の所有物と断言していたのに、部下に慕われていたこと。ブラッドレイに殲滅させられるのですが、部下達は命をかけてグリードを助けようとしたのは名エピソード。

兵士を使い捨ての駒とするブラッドレイ。対して、グリードは部下を所有物と言いながらも慕われていました。グリードの部下ドルチェは「いやになるぜ。犬ってのは忠誠心が強くてよぉ」と、勝てないと知りながらも。ブラッドレイに挑むのでした。部下を殺されたグリードはブラッドレイに怒りをぶつけました。ブラッドレイは「駒に情が移ったか、くだらん」と切り捨てましたが、これに対して言い返した台詞は胸熱です。


俺の所有物を見捨てねぇ

「情だ?阿呆が!俺を誰だと思ってんだ!強欲のグリード様だぞ?金も女も部下も何もかも、俺の所有物なんだよ。みんな俺の物なんだよ。だから俺は俺の所有物を見捨てねぇ!なんせ欲が深いからなぁ!

強欲、故に見捨てない

ブラッドレイに敗れ、お父様の下へ連れて帰られて賢者の石に精製し直されてしまいました。リン・ヤオに強欲の賢者の石が注入され、二代目グリードが登場。初代グリードの記憶は浄化されて消されいる為に、忠実にお父様の下で働いていました。

そして、お父様のアジトへ侵入してきた初代グリードの部下ビドーを手にかけて抹殺した時、変化が起きました。


躊躇なく初代グリードの部下を抹殺

ウロボロスの印がある左手が呼応して苦しみ出しました。なんで苦しいのか自分でも分からないグリード。グリードの中にいるリンが、仲間に手を掛けたからだと教えてくれます。「仲間じゃねぇ…」と否定するグリードは以下のように言いだします。

前のグリードの記憶だ!俺のじゃねぇ!
…前のグリードの魂は記憶を消され浄化された!
過去など全て忘れている!!

二代目グリードは記憶などないと言いますが、中のリンは「忘れる訳がないだろうガ!」と怒りだしました。


忘れるわけがない

仲間ってのは魂で繋がってんだヨ!魂に染みついちまっているものを、すすいで落とす事なんか出来ないんだヨ!

記憶がなくても、仲間は魂で繋がっている。そして、記憶を無くして忠実にお父様の下で働いていた二代目グリードは、初代グリードの部下を手に掛けて記憶が混乱して、ホムンクルス側を去るのでした。


お父様の下を去り1人

「なんでだろうなぁ。俺の中には、こんなに魂が沢山あるのに、あの記憶の混乱以降、なんか空っぽでよ…ひとり…なんだよなぁ

ホムンクルスを裏切り一人で気ままに生きていくと言ったり、世界の主になると言っていたグリード。本当に欲しかったものは…。エドに何でセントラルに戻ったと聞かれれば、教えないと笑顔で答えたグリード。世界の主になりたかったのかもしれません、でも根本は…。


見捨てられない

最終決戦、正面から堂々と現れたブラッドレイ大総統。バッカニアを筆頭に、ブラッドレイに戦いを挑む兵士たちが、次々と斬って捨てられ「くだらん、人はそれを蛮勇と呼ぶ」とブラッドレイが断言すれば、「本当にまったくその通り!」と、グリードが登場するのです。

「劇場にまかせて吠えたところで得な事なんてありゃしねぇ。だけどなんでかねぇ…見捨てる気持ちにはなれねぇんだよな。そういうの」

「あのまま、だまって逃げておればよかったものを」というブラッドレイ。それでも舞い戻るグリード。強欲、だからこそ見捨てる事が出来ない

最後にお父様に吸収させらるグリードは、最初で最後のウソをつきリンを切り離しました。見捨てられないから。世界の全てが欲しいと言っていた強欲のグリードは、死に際に以下のように言っていました。

「ああ、もう十分だ。なんも要らねぇや。がはっはっは…じゃあな、魂の…友よ

最後になにも要らないと言っていたのです。本当に一番欲しかったのは仲間で手に入れたということか。仲間とは魂で繋がっていると言ったリン。グリードとリンこそ魂で繋がった仲間。最後に「魂の…友よ」とリンに別れを告げたグリードの死に様に目頭が熱くなるな。

賢者の石を手に入れて、シンの次の帝位を手中に収めたリン。他の家も受け入れると言ったのは、さらに胸が熱くなります。


リン

「ホムンクルスですら受け入れた、このオレだぞ?チャン家も他の家の奴らも、全部まとめて受け入れてやるさ

これこそ、まさに強欲だからこそ見捨てないというグリードの信念。リンが仲間とは魂で繋がっているとグリードに教えれば、グリードはリンに見捨てないという事を教え合っていたとか、胸熱にも程がある!

でもキモはウィンリィの可愛さに尽きるのです。


ウィンリィ

なんですか、この最後のデレっぷりは。ニヤニヤが止まらないんですけど。しかし、ハガレンは本当に良い物語でした。まさに名作ですよ。




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