「さよなら絶望先生」性癖のゴーストフィッシング / 「ジゼル・アラン」大人の階段上る / 「ネギま!」パンツとかおっぱいとか健全な話 / 「少女ファイト」の限定版が豪華すぎる / 「ジャイアントキリング」達海と笠野の過去に胸熱


2010年07月21日(水)

毎月、新装版として発売される「かってに改蔵」5巻が発売されました。今度こそ地丹が表紙かな、と思ったのですが、アルミちゃんが表紙を飾っていました。でも小さくですが地丹の姿も…。


何よりも背表紙に注目ですよ。2巻の羽美以来となるパンツなのです。アルミちゃんがパンモロしたのです。それを地丹がガン見しているとういう!


アルミちゃんのパンツ

羽美は真っ白な純白パンツだったのに比べてアルミちゃんは縞パンでした。それがどうしたと言われれば別にどうもしません。ただ縞パンは素晴らしいというだけです。何で縞パンが好きなのか、今週の「さよなら絶望先生」を読んで理解できました

で、本編は個人的に「かってに改蔵」の話でも上位に胸に響いた「めがねっ娘、世にはばかる。」が収録されています。当時のサンデーにはメガネっ娘が不足していると大々的に訴えた渾身の話です。ちなみに、今の週刊少年ジャンプにはパンツが圧倒的に不足しています(どうでもいい)。

さらに、おまけでは「とらうま町、聖地化計画」という企画が。何でもオタクの聖地は埼玉になりつつあるという話で、とらうま町も聖地になれないものか、と。で、ついにとらうま町がオタクの聖地巡礼される時がくれば…。


とらうま町にオタクが聖地巡回

これが畑先生が描いたジャングルジムか。
すばらしい。

\(^o^)/
「かってに改蔵」1話で羽美に蹴落とされたジャングルジム。「ハヤテのごとく!」の畑健二郎先生が当時アシをして描いたとバックステージで語っていました。

まぁ、改蔵の単行本を見直すと、今以上に未熟な自分の絵を見ることになるので、とてもじゃないですが見直せませんが。あの絵でOKを出さざるを得なかった師匠の心中を、いまさらながらにお察しすると、なかなか死にたい気持ちになりますな。

ちなみに第1話・冒頭の回転ジャングルジムを描いたのは僕です。あれだけ描くのに丸二日掛かりました

丸二日かかったジャングルジムが、今ではとらうま町の聖地巡礼場所になるなんて胸が熱くなるな。

さて、「さよなら絶望先生」230話「老人は網などなくしてしまった」は水着回です。あざといです。素晴らしいです。のっけから、小節あびるが網にかかってしまい、コレですよ!


あびる

水着姿でお尻を突き出す格好!何かおねだりしているみたいで大変エッチ。何よりも刮目すべきは、はみ乳なのは言うまでもありません。ブラや水着での最高傑作ははみ乳で、上乳か下乳がはみ出すのはどちらが良いかは今も紳士やエロソムリエ達が議論しているテーマです。

しかし、今回のあびるは逆さになった事で上乳とか下乳を突破して乳の底がはみ出てしまっているのです。上とか下とかで議論していたのが恥ずかしい。重力という概念に縛られていたのです。発想が貧困だったと言わざるを得ません。底乳最高である、と。

見事な人気取りに白旗を上げるものですが、なんとあびるはネタへの壮絶な前フリだったのです。今回のネタはゴーストフィッシング。痛んで海中に捨てた漁具が勝手に魚を取り続けてしまう現象。これは海の問題だけではありません。自分が放置したものが後に他者に多大な迷惑をかける、日常のゴーストフィッシング

で、今回の話では何気に投棄したエロ本が周囲の小学生達の性癖に影響を与え続けるというゴーストフィッシングがありました。


ゴーストフィッシング

小学生のフェチズムに影響を与えるというゴーストフィッシング。何も拾ったエロ本だけではありませんよ。というか、小学生の時に影響を受けたものは今も脈々と受け継がれているのです。つまり、今の性癖は小学生の頃に養われた、と。

自分は、小学生の頃はジャンプ黄金期でジャンプを読んでスクスクと育ったのですが、特に影響を受けたのはどう考えても桂正和先生の「電影少女」なのです。今でもそのエロさは語り継がれる伝説。ピュアな心を持つものにしか見えないビデオ屋で、ビデオをレンタルすれば画面から女の子が出て元気にしてくれるという。

そして、作中で心がピュアでないGOKURAKUの利用資格がない人間にビデオを与えたらどうなるかとういう実験がありました。その時のビデオの女の子は神尾まい。とにかくエロかったのです。


神尾まい

「ホ…ホントに言う通りにしてくれるみたいだナ…。だったら、この状況で遠慮するのはソンだ…」

メインヒロインだった天野あいは、ビデオガールなのに人を愛する感情を持っていた失敗作という設定で、完璧なビデオガールは言われるがままに従うのでした。だから、あいとの対比で、そのエロさは際限なく小学生達の股間を直撃したのです。

そして、私がなんで縞パンを好きだったのかが理解できました。この完璧なビデオガール神尾まいが履いていたパンツが縞パンだったのです。


縞パンだった

なんという事でしょうか。今まで、縞パンに胸が熱くなったのは「電影の少女」のせいだったのです。知らず知らずのうちに、「電影少女」によって性癖に多大な影響を与えていたなんて。ジャンプのゴーストフィッシングですよ!10年後にはいちごパンツに何故か胸が熱くなる大人が出てくることでしょう。

謎は全て解けた!性癖のゴーストフィッシングの影響だったのです。つまり、おしっこを我慢する娘が大好きだったのも「電影少女」の神尾まいのせいだったのです。


おしっこを我慢する

なんだこの可愛さは!
おしっこを我慢する娘の表情に胸が熱くなるのは、「電影少女」の神尾まいが原因だったのか。今週の「さよなら絶望先生」のおかげで性癖の根源を発見できました。

ちなみに「電影少女」は、おしっこに行きたいという神尾まいにバケツを差し出すという信じられない神展開をするのでした。


神展開

話が大幅に剃れましたが、性癖のゴーストフィッシングというのはあなどれません。で、今回は水着を着用した絶望少女というだけで頬を緩めて気持ち悪い顔をしてしまうもの。

引きこもりの小森霧は当然のように海には行っていません。しかも夏の小森霧といえば、下着姿で布団を羽織るのがデフォなのに下着姿でもありませんでした。絶望した!


小森霧

しかしです。下着姿でなくとも、髪を留めてオデコを出しているのです。今まで単行本で「開けないでよ」と言っていたのに、自ら開けるなんて。小森霧が自分で開けたんですよ!

水着やオデコなど、普段とは違って新鮮な絶望少女達。果たして加賀愛は今回どういう活躍なのか。水着か、ひょっとしたら髪の毛下ろしてストレートか…。新鮮な加賀愛に期待が膨らみます


出番ありませんでした(´・ω・`)

2010年07月22日(木)

「けいおん」4巻と「聖痕のクェイサー」10巻の限定版がアマゾンで予約開始されました。
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また犬上すくね先生の「あいカギ」が先日発売されました。基本的に1話完結の連作もので、ヤキモキするラブコメが基本ですが恋愛だけでなく家族愛まで扱いホッコリする話もあります。


「笑うセールスマン」のように、心にスキマならぬ穴が空いてる人に鍵の化身で小人のケンと謎の少女きいが心の穴に鍵を入れて、悩みなどをブチ捲けるというもの。ラブコメ展開にはヤキモキして、家族愛にはホッコリという。特にメインの2人のやり取りがニヤけてしまう。


きいとケン

どういう関係かまだ全然分からない二人ですがヤキモチ焼くきいの可愛さはガチ。だが一番可愛かったのは裸体の男を見て赤面する表情なのは言うまでもありません。手でしっかり隠してるに見せかけてガン見していたのは胸熱です。

さて、ようやく「ジゼル・アラン」の1巻を読みました。各所で絶賛されていますが本当に面白いですね。お嬢様の華麗なる活躍に目が離せません。


舞台は20世紀初頭のヨーロッパ。主人公のジゼル・アランはお嬢様育ちで、現在はアパートの大家をしているます。ある日、突如「何でも屋」を開業。好奇心旺盛で世間知らずのお嬢様の行動が素晴らしいのです。仕事を無理やり手伝わされるエリックなど登場人物も個性豊かで生き生きしています。

特にストリップ小屋で働くコレットが素晴らしい。百合的な展開でジゼルにキスしたのは、心の中でガッツポーズを取らざるを得ません。


コレットがやってくれました

うおぉぉぉぉ!(悶絶中)

世間知らずで何も知らない少女にいけないエッチなお姉さんが教えて上げる的な展開は色々とみなぎってくるというものです。コレットは一つ大人の階段登ったのですが、赤面して気絶してしまいました。ウブな反応に頬を緩めてニヤニヤしてしまいます。

しかし、3話「恋は思惑の外?」はエッチなお姉さんにキスされる以外にも、大人の階段上る君はまだシンデレラさ的の想い出がいっぱいな出来事が詰まっています。

世間知らずのお嬢様のジゼルは、いきなり何でも屋をはじめ、猫探しを頼まれても子守りを頼まれても、自由気ままに行動。それが、たまたま上手くいくのです。

猫探しでようやく見つけたと思ったら違う猫でした。それでも楽しそうに「この子は私が飼う」と。仕事が忙しい父親に娘の子守りを頼まれても華麗に反抗

ジゼルは何でも屋と大層な看板を掲げましたが、別に依頼された仕事を遂行するというわけでなく、自分の思い通りに行動するだけ。要は金持ちの道楽で暇つぶしです。子供が思った通りに自由に行動するという、でもそれが魅力的でもあります。

何も知らないジゼルが初めて体験する出来事は実に楽しそうで、爽快感が一杯です。

でも、自由に行動するジゼルは挫折というものを知らないのです。何も知らない少女が上から目線で大人に説教までします。まったく羨ましい…じゃなくて世間というものを何も分かっていませんよ!


大人に説教

「仕事をしてれば無罪放免か。大人というものはずいぶん楽な仕事なんだな?

完全に大人を小馬鹿にしています。ジゼルは本当に自由気ままに生きています。そしてその生き方に何の疑いもありません。

しかし、3話「恋は思惑の外?」ではストリッパーの娘達に世間知らずだという事をバカにされてしまうのです。何も知らないお嬢様という現実を知るのです。そして掃除をすれば、まったく役に立たずだという現実を知ってしまうのです。今まで、自由気ままに行動してきたお嬢様が初めて味わう挫折というか役立たずという現実。だからこそ、その後に褒められれば、思わず照れてしまうのです。嬉しかったのです。


褒められて

褒められれば、ちょっと驚き「そ、そんなことない。けど…ちょっとは役に立てたか?」と。世間知らずという現実を知ったからこそ、役に立てたことが嬉しいとか素晴らしいな。

そして、「子供子供とバカにしているのか?」など子供舐めるな的な感じで、大人を逆に小馬鹿にしていた節があったジゼル。しかし、それでも子供は無力という現実を叩きつけられてしまいます。

「なにか出来ると思ってたんだ」
「私なら何とか出来るって…」

子供でも自分なら出来る的な。そして子供の無力感を実感した上での大人になるという宣言には心に突き刺さります。


大人になる

私…ちゃんと大人になるから

子供でも自分なら何でも出来ると思っていたお嬢様が、世間を知り、無力を知り大人になりたいという。ジゼルの大人になる宣言は重いです。

ジゼルが庶民の事を知る様子は本当に楽しそうで、自分の世間知らずっぷりを知ったり、子供の無力感を実感するなど深いです。まあ要するに、ジゼルの元気いっぱいの姿が可愛いという事です。


ジゼルが可愛い

背中にクモが入っておかしなことになったでござるの巻き。そうキモはヘソです。ジゼルの可愛いオヘソに胸が熱くなったんだ

2010年07月23日(金)

先日、「水の森」1巻が発売されました。ジャンヌ・ダルクがルーアンで火刑になる時、ジャンヌは現代日本へタイムスリップ。そのジャンヌに惚れてしまう陣内と、その周りの人物が織りなす話。これが良いんです。


オビで「主人公は登場人物全員」と謳われているように、毎話主人公が代わるマルチストーリー。基本路線は、ジャンヌと陣内がメイン。人間に絶望して、現代日本ではほとんど人と関わろうとしないジャンヌに恋をした、純粋な陣内に心が揺れ動く機微が良すぎるのです。


ジャンヌ

いわゆる無表情系な娘というのは、表情が崩れた時こそ珠玉なのは言うまでもありません。思考が遥かな高みのジャンヌも、無表情全開だったのですが、陣内の言動で笑顔を見せた時に胸が高鳴ったのです。その後、ジャンヌの心情が陣内に反応している様子が最高すぎる。

さて、今週号の「魔法先生ネギま!」296時間目「懐かしき日々」を読んで確信しました。私はどう考えても、学校で女子生徒と戯れている様子が好きである、と。学園編こそ至高である、と、勿論バトル展開も嫌いじゃないですけど、パンツ見てニヤニヤするのが俺のジャスティス


俺のジャスティス

「ネギま」に必要だったのはこれですよ!ネギがクシャミしてスカートがめくれてパンツが見えて、今日もご飯が美味い!いや、バトルしてアクション中に起こるパンチラも好きですよ。でも、日常に起こるパンチラこそ嬉しいのです。

大体魔法が飛び交う中でスカートめくれたら、お前は何でバトルに不向きな格好をしているんだと思ってしまうのです。今の私は、純粋にパンチラが楽しめていません。もう、若い頃のようにパンチラに一喜一憂する単純な思考回路ではありません。服が消し飛べばガッツポーズを取るというぐらい大人になってしまいました。

そんな私にとっての、今回のクシャミ→パンツという流れは胸が熱くなったのです。ガン見したのです。特に注目すべきは、裕奈のパンツですよ。

裕奈と言えば、初期に比べて明らかに乳が大きくなっています。乳を見比べると段々と成長していったというのは有名な話です。


乳が成長した

どこまで乳が成長するのかというのも見所ではあります。裕奈の乳の成長は確かに魅力的です。中学生の乳の成長はどこまで行くのかと刮目するのは「ネギま!」最大の見所です。

初期の大人気から、今や空気と化したまき絵に代わって運動部の面子で最も注目すべきなは当然の事です。しかし、裕奈は乳の大きさだけではありませんよ。そうパンツです

裕奈は、何気にパンチラがかなり少ないのです。だからこそ、パンツには有難味があるのです。ご存知のように「ネギま!」の女子達は中学生とは思えない、大変けしからんパンツを着用しています。

しかもです。使い捨てによろしく、一度穿いたパンツはもう二度と穿かないというぐらいに、パンツには拘りを持っているのです。毎回柄が違うパンツを披露する彼女達…。一体、中学生の彼女達はパンツを何枚所有しているのかというのは「ネギま!」最大の疑問です。

で、裕奈のパンツなのですが…。以前にパンツを初披露させたのは174時間目。19巻にしてパンツを初見せという信じられないぐらい鉄壁だった裕奈。


裕奈のパンツ

万乗パンツなのです。エッチな下着をつけるけしからん中学生達が多い「ネギま!」における万乗パンツの位置は、幼女の雪ちゃんが着用しているなど、子供っぽいパンツ。乳が急成長を続け「ン〜キツイなあ、ブラ買い換えなきゃ」など頻繁にブラを買い換えている様子が伺えた裕奈ですが、パンツのお気に入りは万乗パンツなのです。胸熱ってものですよ。

ですがキモは鉄壁のガードの裕奈のパンツではありません。近衛木乃香です。彼女のパジャマにエプロンというスタイルはずーっと同じです。パジャマにエプロンというのは残酷で、乳をどんなに強調しても対して目立ちません。しかし、木乃香のパジャマ&エプロンをよく見てみると…。


木乃香の乳

今まで、どんなポーズでも全てエプロンは水平ですおた。そこに膨らみなど絶無。しかし、今回、明らかにエプロンに山が出来ているのです。木乃香の乳もまた成長している!


2010年07月24日(土)

「少女ファイト」の7巻が発売されました。通常版と限定版が出ており、マジで限定版についている「少年ファイト」の豪華さがヤバイです。


本編は文化祭に新人戦開始と見所満載で、通常版の表紙にもなっているキャプテン犬神先輩が中心に展開。しかし、志乃が可愛すぎるという結論になるのです。


志乃

ラブコメ大好きな私は、最近のラブがコメり出す展開にはニヤニヤせざるを得ません。しかし、「少女ファイト」に求めるのは激熱濃厚な燃え展開かな、と。いよいよ始まった新人戦も、雑魚ばかりで燃えられません。もっと熱くなれよ!

で、限定版「少年ファイト」は参加している面子が凄過ぎる。


少年ファイト

いわゆる、同人誌のオフセットのような冊子をつけるのは「げんしけん」が走りでしょうか。あれも豪華でしたが、「少年ファイト」の豪華さは完全に越えてしまっています。参加面子は以下の通り。

蒼樹うめ、浅井真紀、As’まりあ、アントンシク、犬威赤彦、岩岡ヒサエ、宇仁田ゆみ、きくち正太、北道正幸、久保保久、高河ゆん、佐藤敦史、島本和彦、田中達之、谷川史子、寺沢大介、内藤泰弘、中山敦支、ニコ・ニコルソン、西尾維新、野村宗弘、pako、hironox、藤田和日郎、みずしな孝之、みもり、村田雄介、山崎紗也夏、幸村誠、和月伸宏

どんだけ豪華なんだよ!マジで面子がパねぇ!
少年漫画大好き人間としては、藤田先生や和月先生の名前が出ているだけでみなぎってきます。

藤田先生が描くルミが無駄に可愛くて和む。


藤田先生が描くルミ

藤田先生が本気で描く女の子は本当に可愛いな。また、刮目すべきは谷川史子先生ですよ。何というか、いつも通りの谷川先生の漫画という感じで素晴らしすぎます。


谷川先生が描く学

まじで「少年ファイト」面白すぎです。これは絶対に限定版を買うべきです。損はないです。

何よりも、「ヴィンランド・サガ」の幸村誠先生の「ファイトちゃん」ですよ!

休載のおわび
皆さんこんにちは。「ファイトちゃん」の作者、幸村誠です。連載、休んでしまって本当に申し訳ございません!暗黒春高編もクライマックスに突入している時だというのに、ボク、病気になってしまいました。ちゃんと治して、来週からまたがんばりたいと思います。読者の皆さんは健康に気をつけて、楽しい夏休みを過ごして下さいね。

まさかの休載!ネタなのかマジなのかまったく分かりませんが、巻末では日本橋ヨヲコ先生が心から感謝を込めて、「少年ファイト」の執筆陣にコメントをされていました。幸村先生には…。

ある意味期待通りの仕事をありがとう(笑)。そして期待してくれていた幸村君ファンの人、ごめんなさい。本当に体調悪くて大変だったみたいです。

胸が熱くなるな…。

2010年07月25日(日)

「ジャイアント・キリング」の過去の回想が素晴らしすぎる。先日16巻が発売され、ついに過去編が終了。


10年前の達海が現役の頃が描かれた過去編なのですが、めちゃくちゃ良かったです。ちょっと感動してしまいました。以前にも触れましたが、芸の細かさが凄い。今とユニホームを比べてみると…。


今のユニホーム / 昔のユニホーム

今のETUのユニホームのメーカーはアディダスなのに、昔はミズノ。というか、10年前の過去編に登場するチーム全てがミズノでした。そういえば、Jリーグも発足したばかりの頃は全チームミズノでした。何という芸の細かさ!

で、10年前の達海がETUから出て行った詳細が明らかになるわけですが、これが鬱展開まっしぐら。1巻の頃は、達海がETUから出て行ったと言われていました。広報の永田有里も「ETU見捨てたような人…信用できない」と怒っていました。さらにサポーターからは…。


3話で裏切り者であると語られた

「達海は自分中心のチームを作ってもらいながら…海外からのオファーが来たとたん、ETUを見捨てやがったんだ!

達海はETUを見捨てた男と言われていました。しかし過去のエピソードを読むと、達海と笠野のETUにかける思いが理解できて何とも言えない気分になってしまいます。

怪我をした達海、それでも客寄せパンダで試合で使うフロント、達海がいないと勝てないETU、勝てなくなり文句が出るサポーターと選手達、そしてチームはバラバラに。そして笠野は達海にチームを出て行くように促す…。そして最悪の結果…泣きそうです。

何よりも笠野が熱すぎる。達海に対して何もかも背負いすぎだとよく注意をしていました。背負うな、と。


達海は背負いすぎである

お前は背負いすぎたんだよ…フロントの期待…エースの役割…サポーターの願い…それらをたった一人で背負い込まされて…お前は潰されちまったんじゃねえか…!」

当時の会長が滅茶苦茶なスケジュールで取材やら何やらを達海にやらせれば、真っ向から刃向うなど、「お前への負担は減らす」「もっとプレーに集中できる環境を…」と言っていました。

笠野は達海が何もかも背負い込まずに、ただの選手としてプレーに集中しろ、と。熱いおっさんです。達海は割り切って背負い込んでいましたが、10年後に監督に就任すれば…。


村越をキャプテンから解任

「チーム事情…チームのバランス…戦術、そんなもんまでお前が背負い込む必要はねえ

ミスターETU村越をキャプテンから解任させました。
村越はボロボロのチームを死に物狂いでまとめ、フロントたちに絶望して「上のやり方聞いてたって勝利は得られない。俺達自信の力でつかみ取るんだ」と選手を鼓舞し、チームの戦力やバランス、勝てる術を探し一人で背負い込んできた男。

そんな村越に対して、「お前が背負い込む必要はねえ」と言い放った達海は10年前の笠野に何もかも背負い込むなと言われながら、割り切って背負い込んだ事を踏まえると胸が熱くなるな。村越にただの一選手になれと言った思いが熱すぎです。

さらに監督になって笠野に「俺は監督だぜ?俺が背負うのは現場の責任だけだよ」と言ったのが良すぎる。何から何まで背負うんじゃない、と。

そして、達海は監督就任したばかりの頃はやたらと色んな人の意見を聞いていました。


意見を聞く

いきなりETUのスクール生のガキどもから今のETUについて聞き出せば、様々な人の意見を聞きました。挙句、キャンプでは選手達をバラバラにさせてまで議論させて意見を聞き出しました。

立場に関係なく様々な人間が議論を重ねて作っていくクラブ。笠野がGMの職に就いていた頃はETUは、まさにそういうクラブだったと現在の会長は言っていました。


笠野の目指すチーム

色んな人から色んな意見を募って、そのいい部分を活かしてクラブを発展させる

笠野の信念が達海に受け継がれているとか良すぎるのです。一人に何もかもを背負わせない、様々な人の意見を聞くというものを10年後に達海が実行しているとか鳥肌ものですよ。また、「楽しまないことには何も起こせねぇ」という笠野の言った事を受け継いでいます。

そう、達海は笠野に言われた信念や台詞を受け継いでいたのです。だから、監督になって早々に選手を鼓舞した前だけ向いてプレーしろという名言がさらに輝くというものです。


10年前に言われた / 10年後に言った

現役時代に笠野に「前だけ向いてプレーしてこい」と言われた達海は、10年後に選手に同じように「前だけ向いてろ」と言ったのは熱すぎるというもの。

何よりも良かったのは「笠さんに任す」という台詞ですよ。10年前に夜のグランドで達海と笠野が会話していた時に、達海が笠野の話を遮って言った台詞です。


笠さんに任す

いいよいいよ、笠さんに任す

この時は茫然としていた笠野でしたが、達海が怪我をしてETUがバラバラになって勝てない試合を見ながら、何かに気付くのでした。思い出すのは達海と夜のグランドで話した内容。

「笠さんの言ってたクラブ作り…まあいい方向へ向いてんじゃない?」
「だから笠さんが会長のいい部分を活かしてくれりゃ俺はそれでいいよ」
「いいよいいよ、笠さんに任す」

笠野は何に気付いたのか…。達海は何を任せたのか…。怪我をしても試合に出場する達海を見ながら、笠野は立ち上がってピッチを見つめるのでした。


何かに気付いた笠野

「前からお前は…俺に腹くくれって言ってたのかもしれねぇな…達海」

腹をくくった笠野が出した結論は達海を海外へ放出。「ETUは俺が守る」と言い、以下のように。

「クラブってのは木みてえなもんでよ。木が立つには土と水が必要だろ?土ってのは環境…まあ地元だよな。そんで水…こいつはきっとサポーターの声援だな。恵みの雨もあれば…ドシャ降りなブーイングみて0だしな。葉は選手だろ?木の状態が葉に出るのと同じだ。クラブの状態は選手に出る。俺はここで、このクラブの幹になるよ

垣根を越えた意見を募ってクラブを再生させ、確固としたクラブの信念を担うと言いだす笠野。腹をくくって、クラブの幹になる、と。しかし失敗

10年後に、再び達海が同じ「いいよいいよ、笠さんに任す」と言い放ったのは、胸が熱くなるというものですよ。


笠さんに任す

もう一度腹をくくる笠野に感動してしまうというものですよ。10年前とまったく同じ言葉を投げかける達海と、10年越しで再び腹をくくる笠野。素晴らしいってものじゃないですか。

だがしかし、本当のキモは二人の再会ですよ。二人は別れの時に約束したのです。達海はプレミアリーグで成功する、笠野はETUを立て直す、と。そして、それで笑って会おうと再会の約束をするのでした。

クラブの幹になって再生させると達海に言ったのにETUは降格し、失敗した笠野。達海は太陽になって世界に名を馳せられずプレミアの1試合目で選手生命が絶たれてしまいました。二人の約束はどちらも失敗に終わるという悲しい結末。それでも、2人が再会した時は…。


再会

笑顔で再会したのです。達海は海外で活躍して太陽になれませんでしたし、笠野はETUを再生させる事が出来ませんでした。「笑って会おうぜ」と別れた2人ですが、10年後に誓いを守れなかったのに、再会した時は笑っていたのです。胸が熱くなるってものです。




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